香階

雨が降りまして、風はなく、少し肌寒いようなちょうどいいような、秋の昼下がりにブログなどを書いてみようとそんな気になるということは、店内、暇でございます。

こんな時間もなかなかいいものだなと思っているのですが、そう毎日暇でも困るわけでして。

こりゃ新メニューでも考えてみようかと、ココアを練ったりしているのですがどうもうまくいかず。

ぼーと窓を眺めております。

そういえばこの間、香階という言葉に出会いました。

音階に香りを当てはめたそうで、和音の香りはいいハーモニーになるように、揮発性が高いものを高いオクターブに配置したそうです。

ほう。

そうすることで、メロディーを奏でることが出来るわけですな。

たとえば、バラの香りライムの香りにミントの香りがするものがあったとして、それぞれ音が与えられていたら、その音を使ってメロディという表現方法をとれるわけで。

柔らかいメロディであったり、激しいロックのようなもの、単調でつまらないものも表現できる。

メロディを作るという点では翼を得る人もいれば、鎖に繋がれる人も出てくるでしょうが、これは一つの発見だったわけです。

言葉である必要はない。

そして言葉であってもいい。

そんなわけで、ブログを書きました。

 

新メニュー開発、がんばります。