ブルーチーズドッグ

略して、『ブルドッグ』

そんな名前のブルーチーズがかかったホットドッグをかつて提供していた時期がある。

それは熱狂的なファンも作っていたのだが、ある日突然メニューから消えた。

 

気付いてしまったのだ。

「売れば売るほど、赤字になる。」

 

なのに、復活です。

もちろん、大幅値上げです。

サラダやコーヒーがついて1200円。

 

復活させようと試作を始めたのは、アフターコロナというものが現実的になってきた頃。

しかし、かつてドッグパンを作ってくれた人は転職をしていて、ドッグパン探しからのスタート。

 

検討の結果、韮山の伊賀本店。

こちらのコッペパンをカリッとさせると合うことを発見。

 

ソーセージはいろいろ食べてみたものの、前回と同じく沼津の麦豚工房石塚さん。

 

ブルーチーズもいろいろ食べてみた結果、こちらは前回とは違うものに変更。

 

そして今回やってみたかったのは、玉ねぎ麹とブルーチーズを混ぜたもの。

玉ねぎ麹をお店で手作りしていろいろなものに使っているのですが、これとブルーチーズは合うはずと確信していました。

しかし、

社長からの容赦ないダメ出しが続くことに。

「しょっぱい」

「しょっぱい」

「しょっぱい」

自分もこの塩味が気になっていたので、パインの缶詰を刻みパンに挟んでいました。

しかし、パインを打ち負かす塩味。

そこで見直したのは、玉ねぎ麹に使う「塩」。

塩をもっと丸みのあるものに変えてブルーチーズと合わせてみると、

 

「…しょっぱいかなぁ」

 

ようし、こうなったらもうワインを飲んでくれ~!

 

コーヒーをワインに変更の場合、+300円の1500円で提供です。

 

いつまで続けるか分からないのでお早めに。

ですが、

土日のお昼からの提供で、しかも数量限定商品です。

ごめんなさい。